
ふつう「あし」と言うと「腰から下の二本に分かれている部分」を指します。
漢字だと「脚」でも「足」でもいいようです。
そして、「あし」はいくつかの部分に分けて名前が付けられています。
その説明の前に、まず「あし」が始まるところ「股関節」の位置はわかりますか?
「股」という字にだまされてはいけません。
股関節は、骨盤と大腿骨をつなぐ関節で、からだの側面にあります(図の赤丸(●))。


股関節から膝関節までを大腿部(太もも)、膝関節から足首(足関節)までの間は「下腿かたい部」とよばれます。
下腿部の前面から外側は「すね」、後面の膨らんでいる部分は「ふくらはぎ」とよばれます。
くるぶしがある足首の関節は「足関節」とよばれ、足関節から先の地面につく部分を「足」とよびます。
足の地面につくところは「足裏」または「足の裏」か「足底(部)」、上側は「足背」または「足の甲」と言われます。
ついでに言うと、手のゆびは「指」と書きますが、足のゆびは「趾」と書き、この一字で「あしゆび」または「し」と読みます。